秋の北陸へ。3日目

朝6時。飛行機の爆音で目覚める。ここは小松市。平日なのにも関わらず福井県内はどこもホテルの空きがなく、拠点の福井とは少し離れた小松駅前のホテルに宿泊することとなった。しかし、昨日で満足してしまったのもあってこの日は予定を決めていなかった。最終日も晴れていたため帰る訳にはいかず、ひとまず駅前のレンタカーを借り福井まで車を走らせる。


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初めて降りた小松駅だったが、新幹線を迎える準備が着々と進んでいた。

紅葉シーズンギリギリだったため、風景でどうにか味が出せると考え今庄にある燧ケ城跡に行くことに。ここは今庄駅とその町並みを一望出来ることで有名だが、道中までの道のりがかなりしんどい。麓からお立ち台までは20分程度なのだが足場があってないようなものであるため滑落には注意が必要だ。そんな苦難を乗り越えた先には絶景が待っていた。


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すれ違うサンダーバードと待避の貨物列車


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7055M 特急しらさぎ55号

 

たまたま下りの特急が遅れていたため、キレイに離合を撮ることが出来た。中線に入った貨物は元々待避だったのかな?紅葉はほぼ終わりに違かったが北陸本線最後の秋に間に合うことが出来てひとまず良かった。この2枚の撮影で切り上げ、後は気になっていたショバの下見を済ませ帰路につくことにした。


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道中、夕日に照らされる山とサンダーバードの組み合わせも

 


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駅前に何も無い越前たけふ駅を見られるのも今のうちだろう。

 

明日から仕事のためあまり遅くなるわけにはいかず小松まで北陸道を課金しそのままサンダーと新幹線で埼玉へ。今回も事故なく旅行が終わりました。またお会いしましょう

秋の北陸へ。2日目 その2

湯尾インカを後にし昼飯を済ませ、向かった先は丸岡ストレート。とにかくスッキリ晴れることが少ない福井県はエロ光時間帯の撮影難易度が非常に高い。この日は朝から雲ひとつない青空、湯尾インカ同様ここも変な立ち位置で威張り散らす老害がよくいる為早めに行って立ち位置を確率させたかったため早めに現地入り。15時頃になってくると段々と暖かい陽の光を帯びるようななり、線路がオレンジ色に輝き始める。そんな中、またも銀色のEF510がやって来てくれた。f:id:suzu_9108:20231124170325j:image

4060レ EF510-509牽引

 

朝に続け再び銀ゴトーが姿を現す。特に狙っていなかったためこれまた嬉しい撮影となった。さてここからの1時間が本命。雲ひとつない青空、定期列車でもこういう条件の揃った撮影こそ1番緊張するものである。


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7030M 特急サンダーバード30号

 


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346M 普通福井行き

 

最近よく見る7030Mのしらさぎ代走。ここに来る度7030はしらさぎ編成代走で来ることが多いため違う編成で撮りたかった。ここを通る521系もこの色ではもう見れないとなると撮影しない訳にはいかない。この日は人も少なかったため自由に構図を変えることができ改めて平日休みの良さを感じた。そして、いよいよ本命の4032Mがやって来る時刻となった。何度も設定を確認しつつ、在線で被りもないことを確認しつつ全ての条件が揃った。閉塞信号が進行信号を示し、遠くから眩しい683系のライトがこちらにやってくるのが見え、段々とこちらに近づいてくると共に緊張が増す。


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4032M 特急サンダーバード32号

 

やっっっっっとの思いで撮影できたエロ光時間帯の丸岡スト、ヨンダー単独ではあるがここまで条件が揃った撮影もかなり久々。何度も通ったこともあって無事決まったことに安堵。12連も狙えたら狙いたいが、果たして次ここに来ることはあるのだろうか… これ以降はそもそも列車が来ないため、これにて撤収。レンタカーの返却まで少々時間があったため寄り道。


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日本海に浮かぶ綺麗な日暮れを見ることができた。この後はレンタカーを返却しホテルへ。午前午後共にとても満足のいく撮影が出来た。

秋の北陸へ。2日目 その1

午前6時。スマホのアラームが部屋に鳴り響く。あぁ…マジねみぃ… 近頃は非常に寝つきが悪く朝も中々しんどい。そんな眠気を押し殺して早々にホテルを後にした。車を30分ほど走らせ向かった先は南条〜湯尾間にある通称“湯尾インカーブ“と呼ばれる有名撮影地だ。何度かここに足を運んではいるが1回目は寝坊、2回目は立ち位置論争に負けボウズとなっているため因縁の撮影地になっている。今回こそは決めないと。インカーブの撮影地は立ち位置が少し変わると写真の写りがだいぶ変わる(気がする)ため、先客が変な立ち位置に居たらどうしよう… そんな不安な思いを抱きつつショバへ向かうと、まさかの自分1人だけだった。誰かしらいると予想していたためこれはとても嬉しかった。自分の好みの立ち位置を模索しつつ、列車を迎え撃つ。
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遅れ3096レ EF510-510牽引


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3094レ EF510-508牽引

 

撮り始めはゴトー牽引の貨物列車。残念ながらここは10両以上は収まらないため100点満点の写真ではないが良いピン電である。2本しかいない銀色のゴトーが遅れて来て順光の時間帯で撮れたことはとてもラッキーだった。そしていよいよ本命のサンダーバードがやって来る


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4010M 特急サンダーバード10号

 


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4012M 特急サンダーバード12号

 

土休は12連であることが多く後ろまで写せないため、個人的には平日の9連目当てで来るのが良いと思っており非常に満足のいく写真となった。欲を言えば1本ぐらいは681先頭で撮りたかったがまぁいいだろう。4012の後の時間になってくると側面が薄くなってくるためこの辺で撤収することとした。

秋の北陸へ。1日目

最近の東武は8111Fの復活や51096FのライナーHMなど色々な被写体が走っており話題を呼んでいるが自分の中では廃止まで秒読みとなった北陸特急がホットな被写体だ。休みの度に狂ったように北陸へ行っては天気に悩まされ不完全燃焼のまま帰宅するのが定番になってきたが、次の休みはどうも晴れるらしい。それを信じて明けで帰宅後、すぐに遠征の準備をしそのまま出発。そのまま行くのも面白くないため、50090の甲種回送を撮影するべく小前田へ
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臨貨8009レ デキ503+51095F 

 

50090系とデキの組み合わせは撮ったことがなかったため出向いたが背景の雲が気になる… 直前で晴れてくれただけ良かったのかもしれない。まぁまた撮れるだろう(笑) これを撮影後は熊谷まで電車で移動しそこから新幹線に乗車。熊谷から新幹線を使うことは今後ないだろうと思いつつあさまとはくたかを乗り継ぎ金沢へ。明けというのもあって道中はほぼ爆睡だった。新幹線ホームを下り在来線ホームへ上がると早速681系が出迎えてくれた

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優ちゃん… 681系だよ…

 

実は今回乗るのはしらさぎではなく横に入ってきたサンダーバード。レンタカーの予約まで時間があったため乗変で遅めのサンダーに乗り福井まで。到着後はお馴染みの馴染みのヨーロッパ軒へf:id:suzu_9108:20231124161204j:image

朝からまともな飯を食えていなかったため今回は大盛りで。少食の自分にはこれぐらいが適量。この後は越前花堂まで電車で移動しレンタカーを借りてホテルへ。翌日からの撮影に備え早めに就寝。この日は移動のみだった。